ドコモ光の評判・口コミを徹底調査

引越しも決まって、インターネットをどこに契約しようか迷っていませんか。
回線の種類がたくさんあるうえ、地域によっても契約できる種類が異なるため、なかなか決めきれませんよね。

携帯電話のキャリアがドコモの人には、ドコモ光がおすすめです。

ドコモ光は質の高いインターネット回線のほか、映像サービスなどオプションサービスも豊富です。
2018年６月にはドコモ光の契約数が500万件を突破しました。
サービス開始が2015年3月なので、わずか3年3か月での突破になります。

ある調査会社が2017年に実施したブロードバンドの利用満足度調査では、全体で2番目に高い利用満足度を獲得しています。

参考：2017年度 ブロードバンドサービスの市場動向調査｜ICT総研

人気のほどがわかりますよね。

今回は料金や口コミをもとに、ドコモ光の評判をご紹介します。
インターネット回線選びの参考に活用してください。

ドコモ光の料金

数あるインターネット回線事業者の中で、ドコモ光の料金は高いのでしょうか、安いのでしょうか。

ドコモ光の料金は、対応するプロバイダや、お住まいの住居タイプ（マンションか戸建てか）によって異なります。
ドコモ光は料金の中にプロバイダの料金も含まれています。

他社の料金と比較した主な月額料金体系は以下の通りです。
今回はメインの2年定期契約ありのタイプでご説明します。

※タイプA、タイプBの違いは対応プロバイダの違いです。引越し先の対応機種を確認してください。

• タイプA…ドコモnet、ぷららなど20種
• タイプB…OCNなど６種

詳しくはドコモのHPをご覧ください

参考：プロバイダ一覧 | ドコモ光 | NTTドコモ

こうして見てみると、ドコモ光は他社と比べて特別安い！というわけではなさそうです。
ではなぜドコモ光の人気が高いのでしょうか。
その人気の理由のひとつは、ドコモ光を家庭用インターネット回線として契約すると、毎月のドコモの携帯利用料金が割引されるようになるからです。
次にその割引額などについて説明します。

ドコモユーザーはドコモ光の割引が効く

ドコモ光は、スマホなどを既にドコモで契約している方に特におすすめのインターネット回線です。

ドコモのスマホなどを使用しているという方は、ドコモ光の契約と同時に以下の2つの割引サービスの適用対象となります。

• ドコモセット割
• ずっとドコモ割プラス

それぞれの割引について詳しく見ていきましょう。

ドコモセット割

ドコモセット割は、ドコモ光とドコモの携帯電話を同時契約する人を対象に、携帯電話のパケット代を割り引く制度です。
以下は一例ですが、パケットパックに応じて割引額が変化します。

＜家族シェアパックの場合＞

＜個人定額パックの場合＞

データ使用量が多い人ほど割引を大きく受けられます。

ドコモずっと割プラス

これは、ドコモのスマートフォンや携帯電話を長年使用しているユーザーを対象に割引するサービスです。
使用年数が長ければ長いほど、多くの割引を受けられます。
細かに条件が分かれていますが、主な割引プランは次の通りです。

※すべて割引額は月額

例えば上記の個人定額パックのLプランを利用していて、4年以上ドコモを使用している方で想定します。

Lパック 6,000円
ー1,400円（ドコモセット割）
ー100円（ずっとドコモ割）
＝4,500円

ドコモセット割とずっとドコモ割を併用することで、携帯電話料金への割引が毎月1,500円効くようなります。

一例では4年以上のユーザーで紹介しましたが、4年、8年、12年と割引率が大きくなっていくので、長期ユーザーほどお得になります。

ドコモ光とドコモ携帯は連携割引が大きな特徴で、お得な加入方法といえます。
ドコモ携帯の利用者以外には割引率が低いかもしれませんが、反対にドコモ携帯ユーザーには大きなメリットでしょう。

ドコモ光の速度に関する口コミと評判

満足度の高いドコモ光ですが、一方でネット上には通信速度に関する不満の口コミも見られます。

ドコモ光に変えてからどうにも遅い気がする😢

— ねお (@neojirou1111) 2018年8月5日

#ドコモ光 #nifty 遅い！ pic.twitter.com/ywJbcl7Ehy

— ねこ＠かえる（復活） (@nekokaerurevive) 2018年8月6日

ここで各社の公式通信速度を見てみましょう。
各インターネット回線会社の最大通信速度は以下のようになっています。

NURO光がひとつ抜けて早いようですが、ドコモ光は他社と比べて特別遅いということはありません。
なぜ不満の口コミが見られるのでしょうか。

そもそも通信速度とは？

そもそも通信速度とはどのようなものなのでしょうか。
通信速度の単位としてよくGbpsやMbpsなどの単位が使用されます。
簡単に言えば、1秒あたりに通信できるデータ量を表しています。

bpsはBit Per Second（ビットパーセカンド）の略で、一秒あたりにどれだけの情報量を通信できるか、を表しています。
つまり1bpsだと1秒間に1ビット、10bpsだと１秒間に10ビットの情報量を通信できます。
数が大きくなればなるほど、通信速度が速いということになります。
またbpsの直前に付く「M」（メガ）や「G」（ギガ）は「百」や「万」のようなビット数の大きさの単位です。
K（キロ）→M（メガ）→G（ギガ）の順に大きくなります。
主な各単位の大きさは次の通りです。

1Kビット＝1千ビット
1Mビット＝1000KKビット＝1百万ビット
1Gビット＝1000Mビット＝1百万Kビット＝１0億ビット

では実際のアクセスの速さはどうなるのでしょうか。

例えば、現在一般的なウェブページのデータ量は200KB（キロバイト）と言われています。
1バイトは8ビットと等しいので、200KBのウェブページには1600Kビットの情報量があります。
昔のインターネットの「ダイアルアップ接続」では通信速度が最高56kbpsでした。つまり1秒間に56Kビットの情報量しかやりとりできません。
現在の1600Kビットのホームページにアクセスするには1600Kビット÷56Kbpsで約26秒かかっていた計算になります。

現在では最大1Gbpsのものが多くなっています。
この場合、同様の計算でアクセススピードは0.0016秒となります。あっという間にアクセスできますね。

上記の表で2GbpsのNURO光は、0.0008秒でアクセスできてしまいます。
ただ、これは理想値であり、実際にはこれほどの速度は発揮できていません。
次で説明します。

「ベストエフォート型」とは

どこのインターネット回線会社も高い通信速度を掲げていることがわかりました。
しかし、実は各社ともほとんどの場合、良くて表示の70～80％ほどのスピード表示ほどのスピードしか出ていません。
なぜでしょうか。
それは「ベストエフォート型」と呼ばれるサービスを採用しているからです。

ベストエフォート型とは非常に簡単に言うと「品質は必ずしも保証できませんが、毎回必ずベストを尽くします」というものです。
各社とも技術的には1Gbpsの速度の実現が可能とうたっています。
しかし、インターネット回線は、プロバイダへのアクセス混雑やパソコンの性能などによって速度が変化してしまいます。
そうした状況によりサービスの質が変化してしまうので、インターネット回線事業者側は品質を担保できません。

そのためベストエフォート型を採用して、掲げるインターネット回線速度に近づくよう努力を進めています。

ドコモ光への不満の要因と解消法

ドコモ光の通信速度が他社と比べても違いがないことがわかりました。
ではなぜドコモ光への不満の口コミが見られるのでしょうか。

ドコモ光の場合、遅延が発生する主な要因として考えられるのが、プロバイダへのアクセスの集中です。

インターネットはプロバイダを経由して回線につなぎ、各パソコンでアクセスできます。
各プロバイダの品質自体に大きな差はありませんが、アクセスが集中しすぎると遅れが生じることがあります。
ドコモ光は契約者数が多いだけにプロバイダ側への集中も増すようです。

ドコモ光は契約者数も多いインターネット回線です。
ただその分地域によっては1つのプロバイダに回線が集中してしまい、回線速度が低下してしまうことがあるようです。

ただこの場合、プロバイダの変更やルーターの買い替えで改善できます。
ドコモ光が環にプロバイダの混雑具合を尋ねるなどして、環境改善につなげてください。

ここまでドコモ光の評判や口コミをもとに、特徴を調査しました。
ドコモ携帯を使用している人こそお勧めですが、契約の際はプロバイダやルーター選びは慎重に行うと良いです。

もしあなたがフレッツ光を現在利用しているのであれば、引っ越しをする前に移転手続きをしなければなりません。
フレッツ光の移転手続きを行わないと引っ越し先でインターネットが利用できなくなってしまうからです。
手続き忘れがないように気を付けましょう！